Aサヒビール専用線
全N連専用線


新守山駅

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2017年6月17日公開

 中央本線の新守山駅は改めて調べてみたら、昭和39(1964)年4月開業という新しい駅であり、客貨の一般駅として開駅していますが、構想時点では貨物駅として計画されたため、構内は貨物ヤードが広がり、わたしがみた時にもパワムが多数留置されていました。貨物扱所にはビールケースが山積みされていたので、ビール輸送が多かったのでしょうか。配線図については『懐かしい駅の風景〜線路配線図とともに』様や、書籍では『鉄道による貨物輸送の変遷』(太田幸夫著)にあり、かつての広大な構内が偲ばれます。1997(平成9)年3月に貨物列車の設定がなくなってトラック代行となり、2005(平成17)年にそれも無くなっています。かつてのヤード用地はショッピングセンターやパチンコ屋に様変わりし、まったく痕跡は残っていないそうで、最晩年のヤードの様子を撮っていなかったことは悔やまれます。

 新守山駅の専用線は『専用線一覧 昭和58年版』より、A日麦酒専用線 1.3キロ、総延長1.8キロ、全国N連専用線(A日麦酒専用線より分岐)0.6キロ 総延長0.5キロとあります。A日麦酒は現在のAサヒビール(1989〜)の旧社名ですが、同社の名古屋工場は新守山駅北の庄内川の河畔にあり、専用線はしばらく中央本線と並走しながら北上、JR線をアンダークロスして工場に至る長い専用線でした。廃線跡が今も比較的残っていることもあり、リポートが多く見つかります。一方、わたしがシャンターを撮影したのは、おそらく分岐していた全N連専用線上のようで、新守山駅構内に隣接した倉庫に貨車が横付け出来るようになっていました。いずれも入換はN通機が担当しました。


蔦の絡まり具合からして、もう使われていないように見えた






シャンターが.いる線路が全N連専用線と思われ、遠くにもう1台シャンターが留置




Z販連(全N連の前組織)専用線、A日ビール専用線それぞれの牽引定数が記されていた


ニチユ無番機の銘板。昭和35年3月製 製番33368

 もう1台のシャンターも同じ専用線上にいました。日車の25トン機ですが、L型機です。車輛の前に枕木が置かれているので、はたしてこの時点で使われていたのか分かりませんが、幸運にもこの後、春日井駅のO子製紙専用線に再就職を果たして現役です。


N通守山支店とあるが無番。『機関車表』(沖田祐作著)によればDB25号としている


後方に新守山駅貨物扱所が見える。ビールケースが積上げられていた




ヤードにはパワムの姿が多い。ビール輸送用だろうか


築堤上の新守山駅ホームが見える


日車 昭和50年 製番3140の銘板が付いていた


新守山駅ヤードにてDE101725号

すべて1989年8月撮影


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