2018年6月15日公開

 2017年9月の「足尾駅保存車輛一般公開」から、ネタをいくつかに分けてアップしましょう。まずは古河機械金属所有のタキ29312号(小坂駅常備)。小坂鉄道の濃硫酸輸送に活躍していた私有貨車ですが、2008(平成20)年3月の貨物廃止に伴い廃車となり、同年12月には足尾駅博物館展示物として足尾駅入りしています。タキ29312号は1980(昭和55)年の製造時は「古河鉱業所有 足尾駅常備」として足尾製錬所の濃硫酸輸送に活躍した車両であり、古巣に里帰りということになりますが、この日の一般公開では当時の姿に化けました。


旧社名の古河鉱業に張り替え


字体にも拘っています


常備駅も足尾駅に。古河社紋の山一筋も映えます


貨物扱いの当時は、背後の山の斜面に濃硫酸貯蔵タンクがあり、積込み設備があったようです

 テコ棒を使っての入換実演です。実際にテコ棒を持たせて貰いましたが、30キロぐらいはありそうです。テコ棒を車輪の踏み面にセットし、エイやと力を籠めると、始動抵抗をクリアした、自重14.0トンのタキ29312号がわずかに動いたような気がします。すかさず、2人かがりで手押しをすると、貨車はごくゆっくりと動き始めました。線路と車輪が錆付いているため、転がりがよくないのか、これを何度か繰り返して停車中のDLに連結します。






先端部分は遊びがあり、すこし斜めの角度でも使えます




少し動いたところですかさず手押し


テコ棒と手押しで少しづつ動かします


レイルと車輪の錆付きがなければスムーズに動くそうです


最後はテコ棒で微調整
撮影はすべて2017年9月


炭鉄別館に戻る

炭鉄indexに戻る

inserted by FC2 system