ネガの陰干し
野上電鉄
登山口から重根
2017年5月13日公開

 1989年8月の南紀周遊の際に、野上電鉄(1994(平成6)廃止)に立寄っています。メモによれば、日方駅からデ13号に乗車(460円也)、終点登山口駅まで行っていますが、沿線風景はあまり印象に残っていません。来た電車で折り返すだけではつまらなく思い、登山口駅から一駅づつ行けるところまで歩いて戻ることにしました。
 まずは登山口駅。鉄道らしくない駅名ですが、開業時は生石口駅。生石ヶ峰(おいしがみね)への野鉄バスが接続していました。駅から先、線路は少しだけ延びていて計画に終わった神野市場方面(1929(昭和4)年工事開始)への名残でしょうか、増結用と思われるクハ102号が留置されていました。

>参考文献『RMライブラリー166 野上電気鉄道』寺田裕一


駅前に野鉄バス停


登山口駅改札口。昼時だがそこそこの乗客が乗っていた


乗車してきたデ13号。機廻し線があった

 引上線のドンつまりのクハ102号(元阪神電鉄1111号)。連結面だが尾灯が付いていた。その位置も野鉄独特。







 登山口駅からは一駅づつに歩いて訪ねます。まず最初の駅は下佐々駅。バス停のような簡単な待合所があるだけの駅。こんな駅でも、かつては貨物扱いがあり、棕櫚の積出しが盛んだったそうである。







 龍光寺前駅。下佐々駅と同様の簡素な待合室のみ。





 動木駅。難読駅名であり、駅名板にフリガナが振ってあった。







 紀伊野上駅。立派な駅舎があるが無人駅。貨物側線で、ト11号を撮影。




貴志川にそって走る





 八幡馬場駅。近くに野上八幡宮があり、鳥居との組合せを狙ったが、上手くいかなかった。





 北山駅。無人駅で、駅舎の中まで自転車が置かれていた。





 野上中駅。いい趣の駅舎があるが無人駅。



 途中、貴志川を渡る橋梁があります。沖野々駅は道路と線路に挟まれた細長い駅舎。この駅も無人。


貴志川を渡るデ13号(元富山地方鉄道デ5037号)



 お次は紀伊阪井駅。かつては棕櫚の出荷が盛んだったそうです。束子の材料にでもなるのでしょうか。無人駅。







 最後は重根駅。いい加減、歩き疲れたのか、この駅から野鉄に乗って日方駅(連絡口)まで戻りました(運賃230円也)。貨物側線があり、チ11〜12号を撮影しています。





撮影はすべて1989年8月


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