資料のあれこれ
鉄道線施設一覧
(橋梁編)
2016年7月19日公開
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MIIKE-RAILWAY's structures(bridge)

 三池鉄道には多くの橋梁があり、世界遺産に登録された区間は勿論のこと、それ以外の区間についても大部分の橋梁が残っています。そこで起点の三池浜駅からスタートして、本線支線の橋梁一覧を作成してみました。

 下一覧作成にあたり、原資料としたのは大牟田石炭産業科学館が所蔵する鉄道線平面図で、2015年夏の鉄道展にて展示されたものです。同図は三井三池港務所施設課が昭和44年7月写図したものとなっており、路線図上に橋梁名(および構造、桁長)と起点からの距離が書き込まれています。昭和44年といえば同年1月に勝立線が廃止となりましたが、三池本線と旭町線玉名線が、地方鉄道三池鉄道として営業した時代になります。

 まずは本線9.3キロの区間から。三池本線は廃線後もその多くがパイプライン用地として残っていますが、実見した限りでは橋梁の老朽化がいずれは問題になると思われました。

径間 三池浜起点
三池浜停車場 0K000M
横須架道橋 鋼槽状桁 3M658 1 0K294M
(2012年11月)
稲荷川橋梁 鋼I形桁 3M658 1 0K320M
(2012年11月)
1開渠 鋼槽状桁 2M13 1 0K431M
(2012年11月)
明治町架道橋  鋼板桁 18M431 1 0K641M
(2007年5月)

(2007年5月)
紡績前架道橋  鋼I形桁 3M658 1 0K676M
(2013年11月)名称に紡績工場の名残。橋台は嵩上されている
同上 鋼板桁 5M486 1
(2012年11月)道の先に大正橋が架かっている
栄町架道橋  鋼板桁 15M169 1 0K818M
(2008年11月)橋桁を挟むようにモニュメント
西鉄跨線橋  鋼槽状桁 7M50 1 0K865M
(2007年5月)左JR、右西鉄
国鉄第一跨線橋  鋼槽状桁 4M115 2 0K877M
(2003年1月)上下線の間に支柱
新渠道架道橋  鋼板桁 12M192 1 0K915M
(2015年8月)大牟田電気軌道(西鉄大牟田市内線)を跨いでいた

(2015年8月)先へ進む道が市内線跡(旭町方向)
旭町架道橋  鋼板桁 20M35 1 0K951M
(2007年5月)国道208号線を跨ぐ

(2007年5月)
同上 5M525 2
(2003年1月)歩道部分。昭和26年片山鉄工所製作の銘板あり
旧渠道架道橋 鋼I形桁 5M486 1 0K986M
(2015年8月)

(2007年5月)近くに1キロポストがある
製作所裏架道橋 鋼槽状桁 6M50 1 1K288M
(1995年3月)橋桁は浜線廃止後に撤去された

(1995年3月)本線は橋桁が3連続する
大牟田川橋梁 鋼I形桁 5M486 1 1K300M
(2015年8月)
同上 鋼I形桁 4M572 1
(2015年8月)
宮浦地下道 鉄筋コンクリート 3M00 1 1K664M 現在はパイプラインに転用、通行できない
宮浦停車場 1K970M
第一七浦川橋梁 鋼I形桁 3M658 2 2K094M
(2006年3月)宮浦操車場構内(線路敷が鉄板の部分)
4開渠 鋼I形桁 1M829 1 2K271M  
5暗渠 鉄筋コンクリート 0M914 1 2K526M  
6暗渠 鉄筋コンクリート 0M914 1 2K749M  
第二七浦川橋梁 鋼I形桁 4M267 1 2K947M
(2003年1月)現在は確認不可
7開渠 鋼軌条桁 1M829 1 3K500M
(2006年10月)
8馬込架道橋 鋼I形桁 2M845 1 4K059M
(2014年11月)本線嵩上げの痕跡あり


(2014年11月)
諏訪川橋梁 鋼板桁 15M24 3 4K305M
(2006年3月)下流側より

(2006年3月)
9暗渠 煉瓦拱 3M048 1 4K528M
(2006年3月)
10暗渠 鉄筋コンクリート 1M219 1 4K752M  
溝越架道橋 鋼I形桁 4M267 1 4K825M
(1996年2月)最近、歩行者通路が別に造られた

(1993年3月)
万田停車場 5K000M
11暗渠 煉瓦拱 1M219 1 5K112M  
万田地下道 鉄筋コンクリート 2M134 1 5K176M 現存するが通行禁止
12暗渠 煉瓦拱 0M914 1 5K233M  
13暗渠 煉瓦拱 1M372 1 5K352M  
14開渠 鋼軌条桁 0M914 1 5K392M  
妙見停留場 5K540M
15開渠 鉄筋コンクリート 1M829 1 5K953M  
樫木山架道橋 鉄筋コンクリート 4M13 1 6K153M
(2010年11月)
原万田架道橋 鉄筋コンクリート 7M25 2 6K294M
(2004年2月)国道208号線を跨ぐ

(2003年1月)玉名線と共用
原万田停車場 6K350M
17暗渠 煉瓦拱 1M524 1 6K554M
国鉄第二跨線橋 鋼槽状桁 8M98 1 6K600M
(2004年2月)

(2004年2月)
万田架道橋 鋼板桁 11M00 1 6K687M
(1991年3月)

(2003年1月)
大島水路橋 鋼I形桁 3M658 1 7K001M  
西原停留場 7K176M
四山停車場(複々線分岐点) 7K570M
早米来開渠 鋼I形桁 1M829 1 7K755M
(2014年11月)桟橋線。桁は交換されたか
18開渠 鉄筋コンクリート 1M829 1 7K757M
(2014年11月)本線(四ツ山操車場構内)。上記と平行する
早米来架道橋 鋼I形桁 5M98 1 7K978M
(2005年2月)

(2014年11月)
早米来水路橋 鋼板桁 6M00 1 7K980M
(2015年11月)古地図によれば歩道のあたりに早米来川が流れ、
本線に橋梁があった。暗渠化されたか
東門架道橋 煉瓦拱 4M00 1 8K557M
(2009年11月)三池港の東門。そばに三川電鉄変電所
三池港停車場 9K300M

 旭町線には大牟田川を渡る橋梁があります。大牟田川は宮浦付近では七浦川と名称を変えているようです。

径間 宮浦起点
宮浦停車場 0K000M
宮浦地下道 鉄筋コンクリート 3M00 1 0K306M
大牟田川橋梁 鋼槽状桁 5M486 1 0K667M (2006年10月)

(2007年5月)
bP開渠 鋼I形桁 1M829 1 0K952M
2開渠 鋼軌条桁 1M829 1 1K120M
3開渠 鋼軌条桁 1M829 1 1K258M
4開渠 鋼軌条桁 1M360 1 1K370M
旭町停車場 1K800M

 玉名線は市内を築堤で越える原万田〜大平間に集中して橋梁がありましたが、鋼板桁の橋梁は残っていません。築堤も原万田付近の撤去が完了しています。

径間 原万田起点
原万田停車場(玉名支線起点) 0K000M
原万田架道橋 鉄筋コンクリート 7M25 2 0K055M
bP架道橋 鋼板桁 12M836 1 0K268M
(1992年8月)
2架道橋 鉄筋コンクリート 4M30 1 0K358M
(1992年8月)
3架道橋 鋼板桁 13M88 1 0K418M
(1992年8月)
4架道橋 鉄筋コンクリート 7M10 1 0K838M
(1992年7月)
大平停留所 1K058M
5架道橋 鉄筋コンクリート 6M70 1 1K135M
(1992年8月)
大谷停留場 3K088M
平井停車場 4K140M

 このほか、原資料には無い昭和44年以降に竣工したと思われる橋梁があります。

架道橋
(原万田〜西原間)

(2004年2月)

(2004年2月)かつて足元に大島操車場(荒尾駅連絡線)があった
架道橋
(三池浜〜宮浦)

(2009年11月)浜駅が近い


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